写真にとって最大の敵!!ブレを防ぐ
ブレとはその言葉通り写真の中で全体か被写体が揺れたり、流れてたり、ぼやけてよく見えない状態のことです。
カメラ側かレンズ側に手振れ防止機能がついているので、普段は気にしないことが多いのですが、遅いシャッタースピードにしたり、暗い所だと起きやすいです。
ブレにも種類があり、
- 被写体(動体)ブレ・・・被写体が動いてしまった
- 手ブレ・・・自分(カメラ)が動いてしまった
の2つがあります。
ブレさせないためには、、、
被写体ブレは撮りたいものの動くスピードが早いので、単純にシャッタースピードを上げる事で対応します。
手ブレの原因は手ブレと言うくらいですから、自分の手(カメラ)が動いたことが原因です。
シャッタースピードが遅い時、(周りが暗いか、ISO感度が低い時)にカメラ本体が動いてしまうと起きてしまうので、撮る場所やシーンに合わせて工夫すれば解決できます。
- 可能ならストロボ(フラッシュ)を使う(ストロボが届く場所)
- ISO感度の設定をあげる・・・ISO 1600までが限界
- シャッタースピードを上げる・・・1/500以上
- カメラの固定(一脚・三脚)または近くにあるものに乗せたり寄りかかる
- シャッターを強く押しすぎない、カメラが動かないように頑張る
ストロボ(フラッシュ)を使う
試合中はフラッシュ禁止が基本ですが、試合前・後のベンチや控え室などの室内、試合後の集合写真など(夕方になることも多いので)では、カメラに付いているフラッシュを使う事になります。
室内の子供やペットなどを撮る時など
光の当て方に工夫がいりますが小物類や料理などにも室内での撮影でしっかり撮りたいときには外付けのストロボを使ってみるのも手です。
カメラのモードをスポーツモードからAUTOにしたりポートレート(人物)にすれば、暗ければ、自動でフラッシュを焚いてくれます。
くれぐれも試合中に使わないようにしましょう。特に試合前のベンチ撮影などは禁止ではないと思いますが、気をつけないとベンチまで審判さんが来ますからね。
因みに、ストロボ/フラッシュ/スピードライト/エレクトロニックフラッシュは同じものと思ってもらって大丈夫です。
エレクトロニックフラッシュは主に写真撮影の際に使われる発光装置。単に「フラッシュ」と略称されている場合が多い。日本ではストロボとも呼ばれる。
ニコンではカメラに内蔵しているものを「フラッシュ」、外付けのものを「スピードライト」と呼び分けている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シャッタースピードを上げる
シャッタースピード優先で撮影している場合はシャッタースピードを上げる事で解決できます。
手ブレしない限界は 1/レンズの焦点距離秒と言われていて(プロが使うようなフルサイズセンサーの場合)
自分が使っているAPSーC機(入門機や中級機などはこのサイズのセンサー)は更に焦点距離を1.5倍するので、望遠300mmズーム最大では、、、
1/300X1.5秒で 1/500秒が限界スピードです。
これ以下にスピードを下げても撮影できますが、撮影者の慣れと経験が必要になって来ますまた三脚を使う事でも対応できます。(後述)
ISOの設定をあげる
ISO感度(アイエスオーかんど)・・・またややこしい横文字が出て来ましたが、一度覚えてしまえばそんなに難しいことはないので使い方とデメリットを覚えてしまいましょう。
一昔前のフィルムカメラでは入れるフィルムが変えられなかったのですがデジタルカメラでは設定でいつでも自由に変えることが出来ます。カメラによって設定はマチマチですが、
ニコンの場合 i (インフォボタン)>isoボタン>ダイヤルで帰ることが出来ます。
この設定をいじる事で暗いところでもフラッシュなしで撮影することが出来たりします。ただし、ISO感度を上げ過ぎるとノイズが発生し、出来上がりの写真がザラついてしまいます。昼間の野外だとISO感度は100を基準として、1000くらいまでがきれいに撮れる感度と思っていれば大丈夫です。
- AUTO・・・通常はカメラ任せでOK
- 100・・・画質が良い そのカメラの性能の基準
- 400〜800・・・普通に撮れ、シャッタースピードも確保できる。
- 1600〜3200・・・ザラつくが体育館のスポーツはこの位で使うことになる。
カメラの固定(一脚、三脚)
カメラを手持ちではなく、固定する事が出来れば、シャッタースピードが遅くても手ブレの問題は解決します。移動に便利で支えになる一脚。安定性は抜群の三脚は星空の撮影などにも使えますが、大きくて重いので動き回るのには向いていません。
三脚(トライポッド)
手持ち以外の撮影で星空を撮る時のスローシャッターや花や小物などを撮るマクロ撮影、一眼レフをビデオ代わりに使うときなどには三脚がないと不可能な場面もあるので、使うようなら持ち運びが楽なコンパクトサイズでしっかりしたものを選んでください。
一脚(ユニ・モノポッド)
スポーツ写真撮るシーンによって、自分が動いて場所を確保することが大切ですので、三脚よりも機動力に優れ、ある程度の安定は確保できます。中には山登り中に杖の代わりになるモデルもあり、ハイキングやキャンプでの撮影では重宝します。
スタンド型一脚・自立式一脚
三脚と一脚のいいとこどり?したような形の一脚です。安定性は三脚に劣るので、手放しでは倒れる危険もありますが、カメラ撮影のいろいろなシーンでつかえます。
真価を発揮するのは運動会などの人混みで三脚が使えない時のビデオ撮影で、手持ち撮影に比べると段違いの安定性があります。移動も楽に行えるので、場所を移動しながらの安定した撮影が行えます。
三脚を持っていない方の初めの一台としては良い選択肢になると思います。
写真の水平・垂直や角度に気をつける
写真の醍醐味は何かが起こった”一瞬”を切り取り、あとで「コレが良かった!」
「あの時あーだった」と、その場面を思い返して、戻れない時間にひたる事ができるという事です。
が、芸術的な写真ではなく、日常のスナップなり、その日の記録として大切な事は基本に忠実であるという事です。
基本を大事に、出来上がりを意識した撮影ができていないと、なんだか分からないけどイマイチ・・・な写真ばかりになっていしまいます。
いくつかのことを意識して『バシッ!』とした写真を撮りましょう。
水平・垂直をしっかり意識する(特に建造物などが入る場合)
まずは写真の中で水平垂直を取ることはとても大切です。
いまさら感もありますが、手持ちで撮る限りコレができていない人、写真はとても多いです。
被写体や自分が動き回っている時にはそれどころではないかもしれませんが、特に球場やグランドでの記念撮影などでは水平が取れていないと、何だか不安定な感じがしてしまいます。
多くのデジタル一眼のカメラには水準器がついているので、それを基準にまずは水平を取ることから始めてみてください。
使ってみると、自分の普段のカメラの構え方や持ち方だとなかなか水平が出せなかったりして『癖ってあるよな〜』と気付くかもしれません。
ガイドラインが出せるようなら、垂直も意識してみて下さい。
バックネットやベンチなど建造物と人物が一緒に写りこむ写真は水平・垂直が取れていないと、後で見返した時にしっくりこないことが多いと思います。
角度・斜め
上記のうち、垂直をちゃんと撮るには、自分が立った位置より低いところ(目線より下)を撮りたいときは、そのまま見下ろして撮るのではなく
(しゃがんで)自分の目線をそこまで下げることが大切です。こうしないと、目線より下にあるものの垂直が取りにくくなっていしまいます。(水平は大丈夫)
これは小さい子供やペットなどを自然に撮りたいときにも役に立ちます。
特に少年野球の場合、相手が自分より 小さいので顔を正面からまっすぐに取る場合は気をつけてください。
これを基本とすることができれば、逆に意図して角度をつけることもあります。
- ハイアングル(見下ろした角度)
- ローアングル(下からあおった角度)
- 斜め写真(カメラを傾け斜めの写真を取る)
1.ハイアングル
ハイアングルは見下ろした視線の写真となり、インスタに料理をアップする際に料理の詳細を説明したり(プレート料理や定食など)、
小さいもの(子供やペットなど)の小ささをより可愛く表現することができます。
野球の球場ではスタンドなどの高い位置(グラウンドに降りられない場合)から全体を撮る時にこうなることが多いです。
角度がつき過ぎるので自分のチームのベンチやネクストバッターズサークルはこちらから声をかけないと選手の顔が撮れません。
顔はよく見えませんが、上から見ろすと、いつもと違う写真が撮れます。

試合状況では声が掛けづらいこともあるのでデリカシーは必要です。素直に反対側の応援席に回ったほうが良いので、相手チームへの敬意と挨拶は忘れずに、、、
ミニチュア効果を狙った写真では高い位置から撮ったほうが、可愛いので集合時のあいさつや表彰式・試合前のシートノックなんかは余裕があれば何枚か撮っておくようにはしています。
カメラの本体でのミニチュア効果撮影は、SDカードへの記録に少し時間がかかるので、連写はできませんので悪しからず、、、

全体の流れの中の一枚としては個人的に結構好きです。
全体が小さいので、詳細はわからない写真にはなってしまいます。
2.ローアングル
今度は下から見上げる角度について説明します。効果としてはハイアングルとは逆に小さいものでも巨大化させ、迫力を出すことができます。

地面すれすれにカメラを構え、下から選手を見上げることで、迫力のあるシーンや奥行きを感じる写真にすることができます。

上の写真でもけっこう下から撮っていますが、タイミング的には土煙も上がってないし比較するものがないため迫力に欠けます。
迫力と奥行きをより出すためには、手前にベースや芝、選手や審判を入れそれらをぼかすことで、被写体である選手を強調します。
バリアングル・チルトモニターもいいよね
ハイ・ローアングルに構え時には液晶画面が動く様になっていると、すごく便利です。というか体が楽です。
ライブビュー(今から写す景色をモニターに出しておく事)だと、連射機能が遅くなったりしますが、人混みの中から手だけ伸ばして撮影したりする時やあんまりないけど、円陣を組んでる輪の中の表情などを撮るときは重宝します。
3.斜め写真、、、
斜め写真とは意図せずに出来上がってみたら斜めになっていて気持ちが悪い、、、。または、ちょっと自分の尖ったところを見せようとして、カメラを斜め45度に傾けて撮影してしまう脱初心者を目指す人がやりがちな写真のことです。
人間には普段ちゃんと地面に立っていられるように視覚と三半規管、脳の働きによって平衡感覚(主に運動している時)を保とうとするので、
水平でない写真やビデオはなんとなく見ていて疲れる、、、動画の場合は最悪、画面に酔ってしまう事もあります。
意図していなくての斜めは無くすことはなかなか出来ませんが、減らすことは出来ます。
- カメラの水準器を頼る
- 分割線(グリッドガイドライン)を使う
- 手すりやフェンスなどの丈夫なものの上においてみる
- あとで編集の時に直す
動きのある試合中はいちいち水平など気にしていられないので、一脚に頼ったり、近くのフェンスなどに寄りかかったり、カメラや手首を置いて軽く固定するとだいぶ違ってきます。
それでも、手持ちで撮った記念写真などは少し斜めになることもあるので、最後はパソコンでの現像処理の時点で傾き補正をします。傾きの補正は画面の隅やサイズが少し変わってしまうので、これを頭に置いて撮影してください。
画面ギリギリまで人を入れないで(少し引いた写真も撮っておく)
まとめ
どうだったでしょうか?
どれも基本的なことですが、デジタル一眼レフは写真を撮ることができるサイズがスマホと比べると
とても大きいので、あとで、パソコンで確認してみるとピントのボケや水平がとれていない写真はかなり目立ちます。

スポーツ写真は細かいテクニックよりも、次にどんなプレーが起きるか?常に予測し、最適な位置どりをして『熱い一瞬』を撮ることが一番の大事な事だと思います。
そういった労力が台無しにならないよう、基本のピント合わせとブレが出ないように日頃から自分の腕を磨いてください。
移動が激しいので、一脚か自立式の一脚を購入して使ってみるのも一つの手です。
構図や水平は後から編集で何とかなりますので、
できる限り、ピントがバッチリ合い・ブレない写真を目指す。
事を目標に頑張ってください。


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