学童野球の公式試合の流れ
いざ、試合当日にあたふたしないためには学童野球の公式試合の流れを知っておくことが大切です。何度か公式戦を経験し見て覚えるのが一番ですが、あらかじめ頭に入れておくとだいぶ楽になります。
自分たちのチームは何回かの県大会を経験したこと、自分自身が審判として大会に関わった経験を含めて公式戦の流れを書いて見たいと思います。
また、地区予選にしろ県大会にしろカッコイイ写真以外にも記録としての写真があると思い出になるので是非、写真を残しておいて欲しいと思います。ざっくりした流れとしては

- 会場に到着
- 受付
- 応援席の設営
- 開会式
- 試合準備〜試合
- 結果〜表彰式・閉会式
と、このような感じで試合の前後が練習試合と違ってやることが色々あります。
地区予選の場合、会場が野球場ではなく、ホームグラウンドで行われるチームがあります。(広めのグラウンドを使っているチーム)
その場合はグラウンド当番と言って、普段その場所を使っているチームが、グラウンドの整備・設営などを前日までにします。前日までにやることはたくさんあるので、父兄で協力しあって早いうちから準備したほうがいいです。
- グラウンド整備
- 通常よりしっかり平らになるように整地し、必要なら土を入れる
- ホームベース付近は特にキレイに
- 石を拾っておく・周りの草を刈ったり雑草も抜く
- ピッチャーマウンドも穴を埋めプレートを基準に土を入れる
- 公式試合で使う道具類
- ライン引きのための石灰の補充
- 水まきに使うホース類・器具の点検
- ベンチ・テント・ネット・ブルーシートなどの当日使うものの認確と手入れ
- スコアボード・SBOのボード・ベースも確認
- 試合当日の係・役割を決めておく
- スコア記入・お茶出し(給水係)・荷物管理・救護班・アナウンス
- 審判・ライン引き・当日のグラウンド整備・応援席の設営と移動など
やることが多く大変ですが、その分、当日は知っている場所なのでストレスは少ないです。
自分たちが出向いて試合に行く場合は、球場の当番である現地チーム父兄がこのようなことをやってくれています。組合せによっては対戦がないかもしれませんが、
当番チームの父兄と話す機会があれば、一言、労いの言葉を掛けるくらいの心の余裕があるといいですね。
地区予選を勝ち上がり県大会に出場できると知らない土地になりますのでその場での対応が必要になってきます。前日までには会場の場所や球場を調べておくといいです。
公式の大会だとトーナメント表も事前に配られたりしていると思うので、あらかじめ何試合目でベンチがどっち側か把握しておくと駐車場はどの辺が良いか?応援席をどこにするか?無駄な移動を省けます。
会場に到着〜開会式
開会式がある場合は会場に着き、子供たちを下ろしたら荷物はどこかひと固まりにおいて置き、何人か荷物番がいた方がいいです。
公式戦の立派な球場の場合、開会式の前に写真撮影や入場行進の説明・練習がある場合もあります。チームの団旗や団幕・前年度の優勝旗や支部の代表旗はすぐに出せるようにし、選手たちもグラウンドに呼ばれたらすぐに動けるようにユニフォームをちゃんとしておきます。
開会式前にグラウンドに入って撮影があるような場合、主催者である新聞社やプロカメラマンが次々に集合写真を撮っていきますが、その時保護者も一緒にグラウンドに入ることを許されていることもあります。カメラマンの後ろに待機し、すかさず何枚か写真を撮っておきます。
それが終わると、今度は開会式までに応援席の準備をします。すぐに試合がある場合はベンチ側のスタンドに荷物を移動したりテントを設営したりします。
2試合目以降のチームは試合で使うベンチ側を外野の方へ順番にずれてチームでひと固まりになっておきます。
開会式が始まる前の選手はいくつかパターンがあり、簡単なものから、
- 初めから所定の位置に整列している
- 外野にチームごとに整列して待機、順番に前進〜所定の位置に整列
- ベンチ横か外野の入場口から入りダイヤモンドを回って所定の位置へ
この時、大体、ホームプレートから見て左手から前年度優勝チーム・準優勝チーム・今大会の選手宣誓をするチームとなります。

ダイヤモンドを行進する場合選手たちが近くに来た時撮れば良いのですが、時間に余裕があれば(一番先頭に入場しない時)、ピントや露出が合うか?先に入って来た別のチームで試し撮りをしてみます。
また、行進中にチーム名の紹介があるタイミングで、本部席かホームプレート前で脱帽したり代表旗(各支部の)をかかげたりするシーンもあるので、取り逃がさないように。
同じタイミングで監督コーチも一歩前に出て一礼します。(余裕があればこれも記念に一枚)
行進が終わると後は来賓、主催者からの挨拶や審判から大会の注意点があり。(特に夏場は少しダレますが、、、)
選手宣誓時に団旗もしくは代表旗を持って集合するシーンはなんか格好いいです。誰が誰だかわからくても、絵になると思います。

始球式がある大会もありますが、マック杯でドナルド・マクドナルドが始球式をする写真はあった方良いでしょう。
高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント
日本マクドナルド(株)の協賛を受け、全国約12,000チームが参加する「小学生の甲子園」と呼ばれ、全国大会は明治神宮野球場で開催される。学童軟式野球大会の中で最大規模です。
試合準備〜試合
2試合目以降の場合直に余裕があるので、予備グラウンドでアップや調整を行います。県大会レベルだと一度しか来ない場所も多いので普段と違いこの練習シーンも撮っておきましょう
試合シーンはしっかり自分の感性で好きなように撮ってもらうとして、それら以外だと
- 試合開始30分〜1時間前(または前の試合の3か4回裏)のトス(先行後攻ぎめ)
- バックスクリーン(試合開始前)大きい球場だと選手の名前も入ります!
- シートノック(5分間)
- 円陣・集合準備・礼
- 先攻だと先発選手は素振り
- 後攻だと投球・送球練習
- プレイ! ←球審とバッターかピッチャーを絡めて撮る(ピッチャーが自分のチームの場合、バックネット裏へ移動しておく)
開始前にも撮るべきシーンはたくさんあるので、バッテリーとSDカードの予備を忘れずに、、、
結果〜表彰式・閉会式
試合終了は学年により、イニング数が決まっていて、5年生以下だと(ジュニア・スーパージュニア)は5回
それ以上だと7回なのですが、学童野球だと色々と時間がかかるので、
- 決められた時間を過ぎたら次の回に入らない
- イニングにより点差が開き過ぎるとコールド
- イニング終了しても同点の場合 特別延長(トクエン)
などのパターンがあります(大会による)ので「なんで突然終わってしまうの?」と応援席のお母さんたちがザワつくことがよくあります。
規定の時間は90分 コールドは5回10点差くらいが多いので、頭の隅に入れておいてください。細かいことは大会要項を見ることができればわかります。
試合終了のシーンは劇的な幕切れになることもあるので、次のような場面は気合いを入れて撮りましょう
- 自分のチームが後攻で得点は相手と同点か負けていると ←サヨナラ勝ちのチャンスがある
- 特延も同じく後攻の場合 ←サヨナラ勝ちがある
- 自分たちが先攻で相手より得点がリードしている←3アウト目の守備
- コールドの条件を満たす得点を入れたバッターかランナー
1は基本ホームにピントを合わせ、バッターのヒット待ち
2または得点圏(特にサード)にランナーを置いた状態だとスクイズがあるのでホームにピントを合わせ、バッターのスクイズ後はバッターを追わずに入ってくる(一塁側から)ランナーを狙います
3は判断が難しいのですが、相手バッターを打ち取ったピッチャー・キャッチャー
フライ・ライナーキャッチした後の守備(内外野)
ゴロからの一塁送球(ファースト)・ゲッツー(ショート・セカンド)・ホームアウト(キャッチャー)
そのほかにも牽制アウト 失策からのランダン〜タッグアウトなど様々な場面があるので、初めのうちはピッチャー・キャッチャーどちらかをフレームに入れておくと良いです。
自分の子供がそれ以外のポジションの場合すぐにフレームイン出来るように目で確認して置きます。(もちろん自分のカメラなのではじめから自分の子供だけ追っかけている場合もあります)
4のパターンは保護者や親も分かっていないことが多く後からそういえばそうだったな程度ですね。
1〜4の勝ちパターンがわかると当然その逆の負けパターンもあります。当然望んだ状況ではありませんがのちの思い出、反省の材料としてできれば冷静に記録しておきましょう
1は打たれたピッチャー(正面をバックネットから)の表情
2はランナーを刺せなかったキャッチャー(これは顔が見えるよう3塁側から)
3はラストバッターを背中側から←理由は討ち取られたり、スイングアウトした時に顔がこちらに向くからです。
自分の位置どりによっては(動けないこともあるので)負けてホームに帰ってくる選手たちや討ち取られたけど、必死に一塁に走る選手、必死に応援するベンチや応援席でもいいです。
試合を経験し、野球のルールやセオリーがわかってくるとだんだん上に書いたことも分かってきますので、何度も撮ることでカメラの腕前も必ず上達していきます。
また、撮った写真を整理していくと、自分が撮っていない選手の場面なんかが分かってきますので、卒団までに補完・コレクション?として撮っておきたいですし、目的を持つことでモチベーションの向上にもなります

これは撮影のテクニックというより、写真の効果で”ミニチュア効果”というものです。
あらかじめカメラのプログラムでもできますし、後から、パソコンで編集してこのようにできます。一人一人の選手の詳細はわからないのですが、全体を見下ろすような場所からの撮影では、なんだか可愛いので気に入っています。


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